Yearly Archives: 2013

マーケットスクエア

夏もそろそろ終わりに近づいて来たビクトリアですが、まだまだ週末はいろいろなイベントが開催されています。先週末は、フリンジフェスティバルの無料イベントのひとつ、フリンジキッズフェスティバルに行ってきました。 ビクトリアのダウンタウンにはマーケットスクエアという古い中庭のある建物があって、沢山のお店が入っていますが、中庭ではよく無料イベントが開催されます。 この日はフリンジフェスティバル(インディシアター、コメディなどのお祭りです)の一環として子ども向けのアクティビティが提供されていました。Bouncy Castleやクラウン(ピエロ)、STOMPというゴミ箱などを使った音楽を体験できるコーナー、それから巨大な段ボールの家を、子ども達が好きにペイントしていました。 我が家の5歳児は、いまいち気後れしたようで、見ているだけでしたが。大人の私のほうが楽しんでたりして。  

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今年もビクトリアフリンジフェスティバルが帰って来た!

去年もご紹介しましたが、今年もビクトリア フリンジ フェスティバルが帰ってきました。 今年は去年より少し参加劇団が少ないようですが、300以上のパフォーマンスが11日間にわたって繰り広げられます。地元の小さな劇団から海外の才能あるパフォーマーまで沢山のユニークなお芝居、コメディ、ダンスなどを楽しめるフリンジは、私とオットも毎年楽しみにしているイベントです。 去年に引き続き、日本からの劇団がやってくるので、ご紹介しますね。流山児祥氏率いる、楽塾です。 流山児は、2000年には「狂人教育」にてBest of Fringe Awardを、去年は「花札伝綺」でPick of the Fringe Awardを受賞しています。 楽塾は、小劇場第二世代のリーダー:流山児祥氏が、50歳を前にして、同年代のフツーの人と芝居を作りたいと考えたことに始まり、流山児祥の「演劇で遊ぼう」の声にこたえた5人のグループで1997年4月創立。楽塾の当初のメンバーは芝居 初心者ばかりで、素人のおばさんのお芝居か、と思ったら大間違い。演出家・流山児祥の手により16年間で、世界 のどこにもない、演じる喜びにあふれる超人気中高年劇団として独自の地平を確立している。 というわけで、今回は楽塾初のカナダ公演だそうですが、参加作品はシェイクスピアの「十二夜」です。こちらは楽塾のブログから拝借したあらすじ。 時姫様のお邸はきょうも大騒ぎ。左大臣様の求愛を伝えにやってきた美男子のお小姓をめぐって、かなわぬ恋やら、見当違いの果し合いやら。一方、海岸では双子の妹を想う男とあつい友情を誓う男。あっちも恋、こっちも恋 。恋と冒険の熱いドラマが展開されます。 シェイクスピアの『十二夜』を楽塾☆歌舞伎ミュージカルとして大胆に解体=再構築、オリジナル・ソング&ダンスで描く「世界の何処にもない」のシェイクスピアに、乞ご期待! ということで、なんだかとっても面白そうです。私たちは去年「花札伝綺」を観て、流山児のファンになったので、今年も期待しています。ビクトリア在住のみなさんは是非観に行ってみて下さい。会場はVenue3のMetro Studioで、8月27日から開始です。 上演時間は: 27日(火) 8:00 28日(水) 7:45 29日(木) 6:00 30日(金) 3:30 31日(土) 12:45 1日(日) 3:15 となっています。日本での東京公演では連日売り切れだったらしいので、早めに会場に向かわれる事をお勧めします!

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博物館でマンモスと誕生日パーティ

下の子が先日5歳になりました。月日の経つのはあっという間ですね。 ビクトリアでは、子どもの誕生日パーティをする場所はジムナスティック(体操ジム)、レクリエーションセンター、映画館、アートスタジオ、などいろいろありますが、私が息子に「誕生日パーティどこでやりたい?」と聞くと、返って来た答えは「ミュージアム!」 ビクトリアにはロイヤルブリティッシュコロンビア博物館という大きなミュージアムがあります。常設展示はBC州の先住民(ネイティブインディアンよりFirst Nationsというほうがポリティカリー・コレクトな言い方です。)の歴史やトーテムポール、カヌーなどがある人類史セクションと、マンモスやBC州の自然や動物について学べる自然史セクションがあります。とくにうちの息子のお気に入りは(多分このミュージアムに来たことのある子ども達のほとんどが)巨大マンモスで、「マンモスの居るミュージアムで誕生日パーティをやりたい」というのが今回の彼のリクエストでした。 早速ウェブサイトをチェックしてみたのですが、誕生日パーティの情報はどこにも載っておらず。。普通なここであきらめるところですが、私とオットは何度かミュージアムにメディアとしてイベントの際に招待していただいたことがあったので、早速ミュージアムで働いている知り合いに問い合わせてみました。5歳になる息子と友達数人を連れて行きたいのですが。。。と問い合わせると、快諾してくださって、スタッフから早速メールが来ました。 当日はまずすぐ外にある公園で友人に作ってもらったグルテンフリーのケーキを先に食べた後早速入場。ボランティアの方が「誕生日パーティのグループですね、こちらえどうぞ」とVIP扱い。ちゃんと息子の名前も知っていて、場内のいたるところで「誕生日おめでとう!」と言ってもらいました。 マンモスの展示場では特別にドーセントと呼ばれる説明員の人が来て下さいました。この日は土曜日で、この説明員の方は日曜日にしか来ないらしいのですが、特別に息子の誕生日パーティの為に出て来て下さったらしくて感謝。 BC州内陸部でのゴールドラッシュ時代を復元したエリアでは砂金取り体験も。 みんなでひととおりミュージアム内を回って、帰りにはなんと全員におみやげまでくださいました。ロイヤルBC博物館のみなさん、本当にありがとうございました!  

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カナダでホリスティック栄養士の資格を取るには

以前このブログで「カナダでパーソナルトレーナー、栄養士の資格を取る?」という記事を書いたのですが、日本の方で、カナダで栄養士になることに興味のある方は多いようで、よくお問い合わせを頂きます。 今日は、このトピックについてもう少し詳しくまとめてみることにしました。 ホリスティック栄養士とはいったいどんなものなのか、カナダで公認ホリスティック栄養士として活躍されているレアードかなさんにお聞きしました。   カナダでは、どんな栄養士の資格が取れるのか ホリスティック栄養士の世界はまだとても狭く、規制も少ないので、様々な学校が出て来てしまうのが現状のようです。2013年8月の時点では、オンタリオにあるCanadian School of Natural Nutrition(CSNN) という学校で「Registered Holistic Nutritionist(公認ホリスティック栄養士)」という資格が取れます。 また、弊社のあるビクトリアにも、Pacific Rim Collegeという学校に、「Diploma of Holistic Nutrition(ホリスティック栄養の免状)」というコースがあります。 これらの資格、タイトルはあくまでその学校のコースを終了したという証明であって、国家資格ではありませんのでご注意下さい。(現在、ホリスティック栄養士に関するカナダの国家資格はありません。)カナダの場合、ホリスティック栄養士で全国的に認められている資格は一つではなく、いくつかありますので、最終的にどのような資格が欲しいのか、どのような仕事につきたいのか、またコースの長さ、予算などによって、通う学校を決めることになると思います。 CSNNを卒業されたレアードかなさんによると、一年間フルタイムの授業を受け、その後プラクティカム(実習)と筆記テストをして資格がもらえるのですが、一年で全部やりきるのはちょっと大変かも、とのことです。最長二年(クラスにフルタイムで参加)はかかると思われます。また、こちらの費用は教科書代など全部入れると$5000カナダドルは見ておいた方が良いとのことです。 パシフィックリムカレッジでのホリスティック栄養士のディプロマコースは3年間(6学期)のコースとウェブサイトに書かれています。 どちらの学校も、一般のカナダ人に混じって勉強することになりますので、まず最初に必要なことは、十分な英語力と言えるでしょう。また、留学生は、カナダ人のように学費ローンを組めませんので、学費もあらかじめ準備しておかなければいけないでしょう。 残念ながら、「公認ホリスティック栄養士」にしろ、「ホリスティック栄養士のディプロマ保持者」にしろ、実際にカナダで仕事を見つけるのは簡単ではないというのが現実のようです。まだニーズはDietitianの栄養士の方が圧倒的に多く、一般の病院に勤める場合はDietitianの資格を要求されますし、スポーツチームなどの場合もやはりDietitian派が多いようです。フィットネスクラブであればタイトルに「栄養士」という言葉があれば十分、という感じで雇ってもらえることもあるようですが、セールスと「ホリスティック」を重視しない栄養指導に終わる可能性大で、自分の情熱を十分生かしきれない、といった事になることもあるかもしれないとのことです。 就職先で最も多いのがヘルスストア(健康食品店)や、また実力のある人であれば、ナチュロパスの先生がいるクリニックで雇ってもらいホリスティック栄養カウンセリングをやらせてもらえることもあるとのこと。基本的にホリスティック栄養士の資格を取りにくる人は「今あるスキルにプラス」してスキルアップというパターンが多く、例えばパーソナルトレーナー + 栄養士、針師+栄養士のような感じの人が多いそうです。ホリスティック栄養士のみで生きていくのは意外と厳しそうです。もちろん本人次第で道はなんとでも開くのだと思いますが、引っ張りだこになるような職業でないのは確かとのことです。 上記まとめとして簡単に、一般にホリスティック栄養士が働ける場所としては: *フィットネスクラブ *ヘルスストア *ヨガスタジオ *ナチュロパスクリニック などが挙げられます。 とりあえず簡単にまとめて見ましたので参考にしてみて下さい。色々ご意見をいただいたレアードかなさん、ありがとうございました。ホリスティック栄養士に興味のある方は、是非かなさんのサイトをご覧下さい。

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BCデイ・シンフォニースプラッシュ

先週末はBCデイという祝日で、ロングウィークエンドでした。 カナダはほぼ毎月ロングウィークエンドがありますが、7月1日のカナダデイ(これは毎年必ず7月1日)と共に、8月の最初の月曜日は祝日で、州によって呼び方が違いますが私の住んでいるブリティッシュコロンビアではBCデイと呼ばれて、夏のロングウィークエンドとして愛されています。 ビクトリアでは、毎年この週末に、ダウンタウンのインナーハーバーで「シンフォニー スプラッシュ」という 無料コンサートが行われます。1日中ダウンタウンでは子どもの為の無料アクティビティなどが行われ、沢山の人で賑わいます。夕方になると、インナーハーバーに特別に設置された水上ステージでビクトリア交響楽団が演奏を始めます。   私たちは今年はコンサートには行かなかったのですが、午後にダウンタウンまで歩いていって写真を撮ってきました。   インナーハーバー。水際の遊歩道はCausewayと呼ばれ、露店などが並んでいたり、大道芸人のパフォーマンスの場としても使われます。この日は左手に見える道路も歩行者天国になっていて、沢山の人が歩いていました。水上ステージは、写っていませんが写真の右手にあります。正面に見えるのはBC州議事堂。   ビクトリアのランドマーク、エンプレスホテル。この芝生上も普段はけっこうすいているのですが、コンサートの為に席取りをしている人で溢れています。 夏の間は沢山の無料コンサートやイベントが盛りだくさんのビクトリアです。まだまだ楽しいイベントは続くので引き続きレポートしますね。

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