カナダ寄宿学校QMS・留学説明会レポート

クイーン・マーガレット・スクール説明会

先日のカナダ寄宿学校クイーン・マーガレット・スクール(QMS)コーヒーモーニング、無事終了いたしました。当日都内でお手伝いをして下さった奥山さんと宮島さんのレポート、そして現在実際にQMSに留学中の生徒さんにインタビューもしていただきました。

海と森の自然に恵まれた美しいバンクーバー島の郊外、ダンカンにあるQueen Margaret’s School(QMS)よりいらした入学担当のIqbal氏とコーヒーを飲みながらざっくばらんに貴重なお話を伺うことができました。又、昨年九月よりQMSに通われている御嬢さんとそのお母様がサプライズゲストで御参加されました!

少人数制で外国人学生へのケアが厚い学校です。寮生活がベースで乗馬ができる学校(乗馬を学ぶために留学される方も多いようです)、加えて英語が第二外国語の学生に対してケアが行き届いており、何より安全(Iqbal氏によると、ダンカンではタクシーが6台しかいない?!というのどかな場所)で親としては安心できます:)。中国人留学生が台頭している昨今、日本人留学生はWelcome!!だそうです:)女の子専用の学校かと思えば、実は男の子も(6年生まで)受け入れ可能なのだそうです。 ゲストの御嬢さんとお母さまから実際の校内生活内輪話、申請からAdmission→Interviewに至るまでのお話が聞けて、本当に貴重な時間でした。 Iqbal氏はタイミングが合えば日本でInterviewもして下さるようです(もちろん英語です)。 又、英語に自信がない方は先ずはゆかりさんにコンタクトするようにとアドバイスもいただきました。 親子でじっくり下見して、その後本人が“QMSに行きたい!”となればベストです:)親が無理に留学させても駄目なのだということも改めて痛感しました。

Iqbalさん、お忙しい中お時間頂き有難うございました。

(文章:奥山由美さん)

生徒は全体で340人くらい、寮生活は95人、二人でルームシェアしている(実際留学しているYちゃんは中国人とシェアとのこと)。中国人、韓国人、日本人、台湾人、メキシコ人、ドイツ人、、、13か国の様々な国から来ているそうです。

寮生活でも生徒のケアは手厚く、寮生活の安全(寮母さんあり!)や英語力のフォローもかなりしっかりしています。文化や経験もシェアできるのはホームスティよりも魅力的です!ホームシックに時々かかることもあり、かなり違う環境に飛び込むから本人の覚悟が必要で、自立&責任感が育ちそうですね。

吉祥寺女子中、高校の交換留学制度もあり、都内の方でしたら交換留学もあるとのことです。

時間割にleadershipという授業が週に三回あるのも、魅力的に感じました。日系企業にも外国人がかなり加わりますが、マネジメントとリーダーシップは弱いので興味をもちました。

思春期の時期に、共学の特殊な環境ではなく品が良い学校だと思いました。勉強や芸術だけでなく、自然いっぱいのアクティビティもあり、バランスの良い人間性が育つ感じがしました。

また、現在QMSに在学中で、今回特別に参加してくださったYちゃんにも、いろいろお話を伺いました。

Queen Margaret's School

>今様々な国の方と学び、どんなことを感じますか?
人間の真の部分は言語だけではないと思うようになりました。中国、メキシコ、英語圏、日本。みんながみんな英語がすごく出来る訳ではないけれど、思いやりやパーソナリティーは言葉なしでも感じることが出来るからです。また英語が物凄く上手くなくても現地の子と仲良く出来る人もいるからです。

>グローバルとは何だと思いますか?
視野を広げて、世界規模で物事を考え、アクションしてみることだと思います。それに日本人はもっとアウトスタンディングで世界に色々発信していく事が必要だと思います。日本人は能力がすごく高く頭の回転が早いけれども、やはり世界の方々に比べるとシャイな私達なので他人の意見に流されてしまったり自信が持てなかったりするのが勿体無いと自分の行動を含め、いつも思います。でも私の考えとしては勤勉で真面目な日本人は世界のリーダーとしても活躍出来ると思います。

カナダ寄宿学校 クイーン・マーガレット・スクール

>もっと早くに英語をしておけば良かったと思いますか?
半年過ごして、日本でインターナショナルスクールに行っておけば良かったと何度か思ったことがありました。インターナショナルスクールに行けば普通に留学するよりも喋れるしコミュニケーションもうまくなると思います。(知り合いの日本人がそうなので)でも留学は語学だけではなく世界の人との関わりや協調性、異国にいるから学べることがあると思います。だから私は今はそんなに後悔していません。でも、ただ英語力が必要であればインターナショナルスクールに行けば十分につくと思います。私の経験からだと、元々通っていた日本の学校では英語に力を入れていたので英語の授業が小学校低学年からありました。それが普通だと思っていたのですがこうして世間に出てみるとライディングが得意でもスピーキングが苦手という日本人が本当に多くてびっくりしました。文法など見て書いて覚えるのも大切ですが、やっぱり最初は聞いて感じて学ぶ方が効率が良く楽しくて良いと思いました。

>何ヵ国の方が寮にいますか?
主な国としては 中国、メキシコ、カナダ、日本の順で寮生がいます。でもサウジアラビアやドバイ、香港やベトナムなどの人も少数ですがいます。

>ナショナルプレゼンテーションみたいな行事、学祭みたいなのもありますか?
5月にはカルチャーサロンと言って、世界各国の国について調べてそれぞれのグループで発表する催し物があります。寮においては、カルチャーディナーと言って自分の国の料理や文化を発表する機会があります。(今年は日本は春休み明けの4月にあります) はっきりとした学祭の様なものはないのですが、学校のミュージカルやタレントショー、クリスマスにはフリーマーケットや礼拝など他にも楽しい行事はよくあります。

>比較的お嬢様学校な感じかしら?
そうかもしれないですね。 乗馬にしても元々は上流階級の方しか出来ないスポーツだったりして、学費も少し他の学校より高いのかもしれません。その代わり設備などはすごく良いです。私の現地の友達にも親子3代で通っている子も何人かいます。

(文章:宮島妙さん)

 

ご来場頂いたみなさま、ありがとうございました。 また今回の説明会はMamaBAさんのご協力で実現しました。ありがとうございました。

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