フリンジフェスティバルってなんだかご存知ですか? 日本語でいうとオルタナティブ系、またはアングラ?なシアターと言って良いと思います。草の根的な活動をしている小さめのまたは個人の演劇のことですが、今週ビクトリアではビクトリア フリンジフェスティバルが開催中です。
Intrepid Theatreが毎年開催しているこのフリンジフェスティバルですが、世界中から応募してきた劇団やパフォーマーの中から抽選で選び、8月23日から9月2日まで50のライブショーが楽しめます。
フリンジェフェスティバルをやっているのはビクトリアだけではなく、エジンバラ、ニューヨーク、カナダではトロント、エドモントン、バンクーバーでも人気のフェスティバルで、このような各都市のフリンジをツアーしてまわる劇団も少なくないようです。
そんな中、日本からも2つのグループが、ビクトリアまでやってきてくれました。
東京で活動されている疎開サロンのメンバーの一人、浜田あゆみさんは、ビクトリア大学で演劇を勉強されたことのある私の友人ですが、今回、日本からはるばるフリンジの為に戻ってきてくれました。
能の名作である「松風」という作品を現代風にアレンジしたWine In The Pinesという作品ですが、英語字幕付きで日本語で上演されます。
私も昨夜観てきましたが、小道具を工夫していてなかなか面白い演出でした。恋しい人を待ち続ける、というちょっと切ないお話です。
Wind In The Pinesの上演場所は Venue 5 の St. Andrew’s School Gym (1002 Pandora Ave)で時間は
9月1日土曜日 5:45pm
9月2日日曜日 12:00pm
となっています。
もうひとつの日本からのお芝居は流山児の「花札伝奇」です。寺山修司原作の、葬儀屋を舞台にした不思議な不思議な物語。歌(ちょっとカラオケもはいってるかも)あり踊りあり、笑いとブラックジョークは沢山!ビクトリアではまずはお目にかかれない作品なので、絶対に見逃さないようにしてください。
上演場所は Venue 3 Metro Studio( 1411 Quadra)
9 月1日土曜日 8:15pm
9月 2日日曜日 2:00pm & 10:00pm
日本からのお芝居がビクトリアで観れることは滅多にないですし、日本のお芝居、応援したいですね。