2017年のカナダでのワーキングホリデービザに関する詳細が発表されました。2016年から、これまでの「各自でビザ申請→受理」というシステムから「招待制」に変わりましたが、2017年も同じく招待制の2段階システムになっています。
流れとしては、
MyCICアカウント作成→IECプールへの登録→招待を待つ→招待状が届いたら就労許可証(ワーホリビザ)申請→受理
となっています。
2017年のカナダでのワーキングホリデービザの定員数は6500人です。
とりあえず、ワーキングホリデービザのまとめです。
ワーホリビザ(IEC)は:
- 最大1年間カナダに滞在できる
- そのうち6ヶ月までは就学が認められている
というものです。
ですので、半年以上学校に通う予定の方は、Study Permit(就学ビザ)を取って下さいね。
ワーホリビザ申請の条件
- 日本の国籍を持っている
- カナダに滞在期間中、有効な日本のパスポートを所有している
- 申請書受理の時点で、18歳以上30歳以下である (出発時の年齢ではありません)
- 過去にこのプログラムを申請し、ワーキングホリデー就労許可通知書の発給を受けていない
- 最低2,500カナダドル相当の資金を有している (およそ20万円)
- 滞在期間中の障害、疾病をカバーする医療保険に加入すること (カナダ入国の際に保険加入を証明するものを求められる場合があります)
- 往復航空券、または片道チケットの場合、帰国分のチケット購入を証明する資金証明
- カナダへの入国が認められている
- 家族を同伴しない
- プログラム参加費($250カナダドル)の支払いができる
以上の条件を満たしている人は早速申請に進みましょう。
早速申請方法を説明しますが、まず覚えておきたいことは、
ワーホリビザ=International Experience Program (IEC)ということです。
厳密にいうと、IECの中にワーキングホリデーや、ヤングプロフェッショナルなど「カナダ国際経験を積む」プログラムがあり、国によってどのプログラムを提供しているかが変わってくるのですが、日本で提供しているIECはワーホリのみです。
それでは早速申請してみましょう。
ワーホリ申請の前にまずはMyCICアカウントが必要
ワーホリビザの申請は全てオンラインで可能ですが、カナダ移民局(CIC)のアカウント、MyCICが必要ですので、まずはそこから始めましょう。
こちらのページからMyCICのアカウントが作成できます。MyCICにサインインする際、カナダの金融機関のアカウントを使ってサインインするSign-in partner(サインインパートナー)を使うか、GCKeyというカナダ政府のログインを使うか聞かれますが、ワーホリ申請をする方のほとんどがカナダの金融機関に口座を持っていないと思うので、GCKeyを使う方が無難です。
“Continue to GC Key” のボタンをクリックして次のページへ。
右の”Sign Up”のボタンをクリックしてアカウントを作成して下さい。
ステップ1:IECへのプールへ登録
MyCICのアカウントができたらログインすると、What would you like to do today? というセクションの下に Apply for: とあり、その下に
“International Experience Canada (IEC)” というボタンがあるのでクリックしてください。
質問に答えて行きながら各セクションに記入して行き、申請は完了です。
ただ、ここでワーホリ申請は完了ではありません。
あくまでワーホリに申し込みたい人達のプールに入っただけですので、CICから「ワーホリへお申し込み下さい」という招待状を待たなくてはいけません。
招待状はプールに入っている人達の中からランダムに送られます。
招待状が届くとMyCICからメールで通知がきますので、MyCICにログインしてメッセージを読んで下さい。
ステップ2: ワーホリビザ(就労許可証)申請
招待状に、招待を受けるという確認を10日以内にすること、そしてワーホリビザ申請への締め切りが明記されていますので、その日までにワーホリ申請を済ませて下さい。
MyCICでログインし様々な書類に記入していくことになりますが、銀行の残高証明(これは必要無い場合もあります)や顔写真など、アップロードしなければいけないものもあります。
ある程度の英語力があれば充分自分で申請することは可能ですが、英語が難しくてわからない、という方やスキャナーを持っていないという方にはルシッドコミュニケーションにて申請代行も承っております(ビクトリアでワーホリされる方を優先)のでお気軽にメール下さい。