今年もビクトリアフリンジフェスティバルが帰って来た!
去年もご紹介しましたが、今年もビクトリア フリンジ フェスティバルが帰ってきました。 今年は去年より少し参加劇団が少ないようですが、300以上のパフォーマンスが11日間にわたって繰り広げられます。地元の小さな劇団から海外の才能あるパフォーマーまで沢山のユニークなお芝居、コメディ、ダンスなどを楽しめるフリンジは、私とオットも毎年楽しみにしているイベントです。 去年に引き続き、日本からの劇団がやってくるので、ご紹介しますね。流山児祥氏率いる、楽塾です。 流山児は、2000年には「狂人教育」にてBest of Fringe Awardを、去年は「花札伝綺」でPick of the Fringe Awardを受賞しています。 楽塾は、小劇場第二世代のリーダー:流山児祥氏が、50歳を前にして、同年代のフツーの人と芝居を作りたいと考えたことに始まり、流山児祥の「演劇で遊ぼう」の声にこたえた5人のグループで1997年4月創立。楽塾の当初のメンバーは芝居 初心者ばかりで、素人のおばさんのお芝居か、と思ったら大間違い。演出家・流山児祥の手により16年間で、世界 のどこにもない、演じる喜びにあふれる超人気中高年劇団として独自の地平を確立している。 というわけで、今回は楽塾初のカナダ公演だそうですが、参加作品はシェイクスピアの「十二夜」です。こちらは楽塾のブログから拝借したあらすじ。 時姫様のお邸はきょうも大騒ぎ。左大臣様の求愛を伝えにやってきた美男子のお小姓をめぐって、かなわぬ恋やら、見当違いの果し合いやら。一方、海岸では双子の妹を想う男とあつい友情を誓う男。あっちも恋、こっちも恋 。恋と冒険の熱いドラマが展開されます。 シェイクスピアの『十二夜』を楽塾☆歌舞伎ミュージカルとして大胆に解体=再構築、オリジナル・ソング&ダンスで描く「世界の何処にもない」のシェイクスピアに、乞ご期待! ということで、なんだかとっても面白そうです。私たちは去年「花札伝綺」を観て、流山児のファンになったので、今年も期待しています。ビクトリア在住のみなさんは是非観に行ってみて下さい。会場はVenue3のMetro Studioで、8月27日から開始です。 上演時間は: 27日(火) 8:00 28日(水) 7:45 29日(木) 6:00 30日(金) 3:30 31日(土) 12:45 1日(日) 3:15 となっています。日本での東京公演では連日売り切れだったらしいので、早めに会場に向かわれる事をお勧めします!