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ロイヤルBC博物館の新展示「マンモス:氷河期の巨人たち」

ビクトリアの博物館、Royal BC Museumにて、6月3日の金曜日から新しい展示が始まります。 今回の展示のトピックは、なんとマンモス。ロイヤルBC博物館に行ったことがある方なら誰もが知っている、博物館のマスコットのような存在のマンモス、Woolly君(写真)ですが、Mammoths:Giants of the Ice Age(マンモス:氷河期の巨人たち)と題した今回の展示では、マンモスという今では絶滅した動物について、深ーく学ぶことができます。 展示の最初のセクションでは、マンモスってゾウの祖先なの?(答えはNo)などという基本的な疑問から答えてくれます。マンモス、ゾウ、マストドンという種は5500万年前程度までさかのぼるのだそうです。長い鼻と牙が特徴の長鼻類は3500万年前に北アメリカ大陸に生存していたそうです。このエリアでは様々な長鼻類について学ぶことができます。 うれしいのが、実際に手を触れることができる展示や、楽しみながら学べる展示が多いこと。子供でも理解できるような情報が沢山ありました。 そしてこの展示の目玉はなんといっても2007年にシベリアで発見された約4万年前のマンモス、リューバです。日本では2008年に展示されたことがあるそうですが、今回カナダに来るのは始めて。非常に状態の良い標本で、小さなゾウのような感じでした。4万年前のマンモスを、間近でじっくり見ることができる貴重な機会です。 そしてまた圧巻なのがコロンビアマンモスのレプリカ。2万年前の北アメリカの様子を学べます。 迫力が、すごいです。マンモスだけでなく、氷河期のクマや剣歯虎(けんしこ)という食肉獣も展示されています。 こちらも、実際に手を触れることができる頭蓋骨のレプリカなどが展示されています。 また、当時ヒトはどんな生活をしていたのかがよくわかるこちらのジオラマ。狩りをしている人間が隠れているのを探します。 今回はプレビューのみでしたがぜひオープン後家族を連れて行きたいと思っています。「マンモス:氷河期の巨人たち」は12月31日まで。お見逃しなく。

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