ビクトリアで毎年この時期になると行われるビクトリア映画祭。世界中から150以上の映画があつまるこのイベントも今年で22回目になります。
ビクトリア映画祭では日本の映画が最低一つは上映されるので、日本の映画を大スクリーンで観ることを毎年楽しみにしています。
2011年には「南極料理人」、そして去年2015年は「そして父になる」が上映されましたが、今年は3つの日本に関する作品が上映されます。しかし、何故か!3つの作品が全て同じ日に上映されるのです。。
Our Little Sister/海街diary
2月13日土曜日 6:30 pm Odeon Theatre #2
「そして父になる」の是枝監督が吉田秋生の漫画「海街diary」を映画化。湘南を舞台に、異母妹を迎えて4人となった姉妹の共同生活を通し、家族の絆を描く。鎌倉に暮らす長女・幸、次女・佳乃、三女・千佳の香田家3姉妹のもとに、15年前に家を出ていった父の訃報が届く。葬儀に出席するため山形へ赴いた3人は、そこで異母妹となる14歳の少女すずと対面。父が亡くなり身寄りのいなくなってしまったすずだが、葬儀の場でも毅然と立ち振る舞い、そんな彼女の姿を見た幸は、すずに鎌倉で一緒に暮らそうと提案する。。。
Lost and Found
2月10日木曜日 7:00 pm Starlight Cinema, Sidney
2月13日土曜日 6:00 pm The Vic Theatre
2011年の東日本大震災のあと、沢山のがれきが太平洋北西部に流れ着きました。カナダとアメリカで、流れ着いたものの持ち主を探そうとする人達のドキュメンタリー。唯一2回上映がある作品で、2月10日にはシドニーの映画館で上映されます。
Empire of Corpses/屍者の帝国
2月13日土曜日 7:00pm Parkside Resort & Spa
『ハル』などの牧原亮太郎が監督を務め、『進撃の巨人』シリーズなどを手掛けたWIT STUDIOがアニメーション制作を担当。19世紀末のロンドンでは死体蘇生技術が飛躍的に進歩し、すでに亡くなった人々を労働力として有効活用していた。優秀な医学生のジョンは、内密にイギリス政府が運営するウォルシンガム機関から召集がかかり、ある秘密の任務を請け負う。彼は伝説の書物であるヴィクターの手記を求め、唯一の手掛かりと思われるアフガニスタン奥地へと向かう。。。
日本の映画が大スクリーンで見れるチャンス。是非お出かけ下さい。
詳細は Victoria Film Festival のサイトをご覧下さい、